当協会は、平成16年6月7日小形風車関連事業者が結集して、技術の向上を図り健全な業界の発展により、国民生活の向上に貢献することを目的に発足し、今年で設立7周年を迎えました。
平成22年9月より小形風車認証制度準備委員会が当協会主催のもとキックオフされました。日本の小形風車業界にとって経験したこのない貴重な一歩となりました。平成24年度からの再生可能エネルギーの買取制度に仲間入りするための条件である、小形風車認証制度の立ち上げに当協会も役割を担うことになりました。この制度を通じて、小形風車業界が社会に認知され、業界が大きく発展できる契機になると確信しています。
平成23年度は、小形風車認証制度の立ち上げが協会として最重要課題に掲げます。学識経験者をはじめ関係機関にご指導をいただきながら平成24年度からの小形風車認証制度の本格運用に向け協会会員が一団となって取り組んでまいりますので、関係省庁及び諸団体をはじめ会員各位のなお一層のご支援ご協力を仰ぎたい所存です。
本認証制度は、再生可能エネルギーの全量買取制度の対象になるときの必要条件であり、安全・安心を担保します。第3者の認証機関が小形風車の発電性能、騒音、耐久性を認証することにより、ユーザが購入の基準とすることにより小形風車市場の健全な普及を目指すものになります。
現在、IEA・IECで検討されているものでありますが、わが国でも経済産業省及び諸団体のご協力により、「次世代風力発電技術研究開発委員会」が設置され、平成23年度はNEDO事業として小形風車認証検討委員会に「WG1(小形風車認証検討)」、「WG2(導入の手引き)」、「WG3(系統連系)」が設置され、同委員会より指名を受けた学識経験者をはじめ当会代表ほか会員メーカーが参画し、その作業が行われております。
上記「WG2」において、小形風車導入の手引き書の作成が作業されます。「WG1」は小形風車本体の認証制度になりますが、認証された小形風車を導入する際の手順が重要になります。ユーザが小形風車とは何か、導入を検討している場所にどのような風があるのか、導入時の工事、導入後のメンテナンスについて一般ユーザに分かりやすく説明するものを目指します。
上記「WG3」において、小形風車系統連系インバータの認証制度の技術基準が作られます。現在小形風車の発電電力を商用ラインに接続する際は、電力会社との個別連系協議が必要です。全量買取制度においては、商用ラインへの接続により発電電力が買い取られますので、電力会社との個別連系協議では設置者と電力会社とのあいだで多大な時間と労力がかかることが懸念されます。
小形風車系統連系インバータの認証制度ができれば、現在の太陽光発電と同様に電力会社との手続きが簡略化されることになります。「WG3」においては、小形風車系統連系インバータの認証技術基準が確立されます。
以上のような諸施策の実現を通じて、1全量買取制度の一員としての市場参加 2特に未曾有の大震災を教訓に防災・非常用電源 3節電対策のソリューションとして国民の日常生活に寄与する高付加価値製品の提供を目標として取り組んでまいる所存であります。 今後、関係省庁及び諸団体をはじめ会員各位のなお一層のご支援ご協力を仰ぎ、市場拡大を目指したいと考えております。





